コンピューターガイドによるインプラント手術

2016年5月7日

先日はじめて、車の「パーキングアシスト」という機能を使いました。パーキングアシストというのは、車についたセンサーが駐車スペースを自動的に検知し、音やモニターで適切な駐車位置を教えてくれる機能です。車が柱や壁にぶつかりそうになると、ピーピー鳴って教えてくれます。中古車を10年以上乗り続けているぼくからすると、その便利さは感動をおぼえるほどです。

 

実はこれと同じようなシステムが歯科の領域でも開発されています。

当医院で導入している、ストローマンガイドという手術アシストのシステムがまさにそれにあたります。

ストローマンガイドは、まずCT撮影をおこない骨や神経、血管の位置を正確に診査します。次にコンピュター上で適切な位置にインプラントを設計し、そのデータを基に手術用ガイドプレートを作製します。ガイドプレートはマウスピースのような形状で、プラスチックを3Dプリンターで削りだしてつくります。

手術ではこのプレートにあわせて骨に穴をあけることで、1㎜のズレもない位置にインプラントをいれることが可能です。同じようなガイドシステムは以前からありましたが、これほど精度が高いものは今までありませんでした。CTや分析ソフトの精度が向上したことで、実現したシステムです。

 

ストローマンガイドを利用することで、より安全で正確なオペが可能になることは間違いありません。このシステムを導入している医院はまだ少ないですが、いずれほとんどのオペがコンピューターガイドになると思います。

 

*写真はガイドプレートを口の中に固定した状態です。穴にあわせて決められたサイズのドリルとホルダーを使用することで、全くブレのなくピンポイントで骨に穴をあけることができます。

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