口腔ケアと肺炎

2016年11月5日

肺炎というとそこまで重篤な病気に思えませんが、実は日本人の死因の第3位になっています。
肺炎とは細菌やウィルスが肺に感染し、炎症がおきる病気の総称です。感染の原因や罹患場所によって、細菌性肺炎、ウィルス性肺炎など細かく分類されています。

肺炎で亡くなる方の9割が75歳以上の高齢者ですが、その多くが誤嚥性肺炎によるものです。誤嚥性肺炎は、飲み込むときに食べ物を間違えて気管にいれてしまうことで引き起こされます。これを誤嚥といいます。本来空気が入る気管に、食べ物や唾液とともに細菌が入ると、肺が炎症を起こしてしまうのです。
誤嚥は普通の健常者ではあまりおこりませんが、高齢者や脳梗塞などが原因で嚥下機能が低下している方にはよくみられます。

誤嚥が問題になるのは、口の中の細菌が肺に侵入するからです。つまり、口の中を清潔に保っていれば、たとえ誤嚥が起きても感染のリスクは軽減できます。
ここで重要になってくるのが口腔ケアです。ご自身で行う日々のブラッシングももちろんですが、歯石や歯周ポケット内部の汚れは専用の器具を使わないと除去することができません。お口の中を清潔に保つためには、3ヶ月〜半年に一度くらいは歯科医院で歯のクリーニングをうける必要があります。
体の健康を維持するために、ジムやウォーキングを習慣にしている方は増えてきています。歯のメンテナンスも同じように習慣化していただけるといいのではないでしょうか。
北上尾歯科では個室のケアルームで国家資格をもった歯科衛生士が歯のクリーニングをおこなっております。お気軽にお問い合わせください。

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