歯科医師の研修

2009年10月1日

歯科医療の進歩は日進月歩で、常に新しい技術、医療機器がうまれます。

しかし、それらの中のほとんどは臨床上あまり必要がなかったり、話題は大きくとも治療結果は???なものが多いです。
当然ながら医療は、だいたいうまくいくみたいよ!なんてレベルでは行えません。
ですから情報は吟味しなくてはいけません。

私はまず専門誌、論文、学会などでなるべく多くの新しい情報に触れ、有効と思われるものについてはさらに深い情報を集め、可能な限り研修をうけに行きます。

歯科医師の研修は多くの場合、講義、ライブオペ、実習で構成されています。歯科治療はテクニックの習得が非常に重要なテーマとなりますので、実習を行うことが不可欠です。

いわゆる歯の治療の研修は模型を使って実習を行うことが多いですが、インプラントなどの外科治療の研修は豚を使って行うことが多いです。
豚の粘膜や顎の骨は、人間の骨と性状が似ていてかなりリアルな経験を得ることができます。

(豚の顎骨の写真です。気持ち悪い写真になってしまってごめんなさい。)