かかりつけ歯科医機能強化型診療所『か強診』に認定

北上尾歯科が厚生労働省の制定する新制度、 「かかりつけ歯科医機能強化型診療所『か強診』に認定されました。

か強診とは?

か強診とは、虫歯や歯周病などあらゆる歯科疾患の重症化を予防し、歯の喪失を防ぐため定期的なメンテナンスを行える歯科医院を厚生労働省が評価する新しい制度です。

本来予防歯科は保険では認められていませんでしたが、厳しい施設基準をクリアした歯科医院のみを対象に、予防歯科を受けやすく保険適応の範囲が拡大されました。

 

認定院は全国の歯科医院の中で約10%と言われています。

 

か強診の施設基準

か強診に認定されるには以下の11この厳しい施設基準をクリアする必要があります。

 

1、過去1年間に歯科訪問診療1又は2、歯周病安定期治療及びクラウン・ブリッジ維持管理料を算定している実績があること。

2、①偶発症に対する緊急性の対応、医療事故及び感染症対策等の医療安全対策に係る研修、②高齢者の心身の特性、口腔機能の管理及び緊急時対応等に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。

3、歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ一名以上配置されていること。

4、診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。

5、当該診療所において、迅速に歯科訪問診療が可能な歯科医師をあらかじめ指定するとともに、当該担当医名 連絡先電話番号等について、事前に患者等に対して説明の上、文書により提供していること。

6、当該地域において、在宅医療を担う保険医療機関と連携を図り、必要に応じて、情報提供できる体制を確保 ていること。

7、当該地域において、他の保健医療サービス及び福祉サービスの連携調整を担当する者と連携していること。

8、口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底 する等十分な感染症対策を講じていること。

9、感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。

10、歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛散する細かな物質を吸引できる環境を 確保していること。

11、患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。 ①自動体外式除細動器(AED)、②経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)、③酸素供給装置、 ④血圧計、⑤救急蘇生セット、⑥歯科用吸引装置

 

か強診の3本柱

厚生労働省の新制度に認定されたことにより、保険の適応範囲が拡大され、虫歯の予防、歯周病の管理、在宅訪問ケアが可能になりました。

認定前認定後
虫歯の予防 エナメル質初期うー蝕管理 フッ素塗布を保険で行う場合、3か月以上あける必要がありました。 毎月のフッ素塗布を保険で行えるようになりました。
歯周病の管理 安定期におけるメンテナンス 毎月のクリーニングは保険では認められていなかったため、毎月受ける場合は自費負担でした。重度歯周病の患者さんを対象に、毎月のクリーニングを保険で行えるようになりました。
在宅訪問ケア 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理 在宅の患者さんに対する診療の機会が増えました。

か強診の認定に必須の2つの施設条件

か強診に認定されるには、従来から存在する2つの施設条件「外来環」と「支援診」を含める様々な基準をクリアしている必要があります。

外来環(歯科外来診療環境体制加算)とは

感染症などを予防する衛生面の環境体制が整っている歯科医院を認定する制度です。

支援診(在宅療養支援歯科診療所)とは

外来だけでなく在宅療養も支援できる体制を整えた歯科医院を認定する制度です。