骨造成(GBR)という技術

2010年5月13日

写真はインプラントのオペ写真です。
骨の中にインプラントをいれたところです。このあと歯肉を縫合して手術は終わりになります。(生々しさをなくすために白黒にしたのでいまいち何だか分からないかもしれませんね。)

今回の手術では骨の厚みが足りず一部インプラントの固定が難しくなってしまいました。そのため、GBR法という骨をつくる技術を用いました。

インプラントの周りに四角い白い紙みたいなものが見えるかと思いますが、これが特殊な生体親和膜で非常に優れモノです。骨がなくなった部分にこの膜をかぶせるとあら不思議!そこに骨が出来上がります。まるでドラエモンの世界です。

実際はこの膜をどういう形でおくか、骨の状態、移植材の選択、縫合の方法などなど、多くのことを考え正確な技術がないとまったく骨はできません。
また、インプラントの周りには骨ができやすいですが、天然の歯だとほとんどできなかったり、いろいろな制限があります。しかし、一昔前まではインプラントは骨があるところにしかできませんでしたが、このGBRの技術が進歩することでインプラントの適応症例はかなり広がりました。

このGBR法のように組織を再生させる治療は再生療法とよばれ、現在研究が急速に進んでおります。そのなかでも歯の再生は一般でも報道され注目を集めています。一般化されるのは残念ながらまだまだ先なので、一生懸命歯を磨いて自分の歯を残しましょうね!

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