本当に安全なのか?

2011年8月11日

写真の黒っぽい詰め物はアマルガムという金属です。20年前の日本では、歯科治療でメインに使われていた材料です。しかし、最近アマルガムをつめる先生はあまりいません。
アマルガムに含まれる水銀が生体に悪影響を及ぼすのではないか?アレルギーの原因になるのではないか?などの理由で使用を控えるようになってきたのです。アマルガムについてのいろいろな研究、論文はありますが、果たして本当に体に害があるのか、それとも安全なのかはっきりしていません。なお国は現在もアマルガムを保険治療として認めています。
3,11大震災が起き、国が絶対安全だ!といっていた原発に事故がおきました。薬害エイズ問題、C型肝炎訴訟。話の大小はあれど、アマルガムの話も論点は同じような気がします。
歯科材料というのは日々変化しています。去年使っていた接着剤が今はもう昔のものになってしまいます。日々新しい材料をとりいれ、治療をよりよいものにしていくことは私たち歯科医師の使命であり楽しみでもあります。
大事なことはその新しい材料が本当に安心なのか?という点を、使用する各歯科医師がしっかり吟味することです。
ちなみに当医院ではアマルガムを使用していません。その理由はアマルガムが危険だから、ではなく他により安全で優れた代替材料が存在するからです。

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