最新型の歯科用CTを導入しました

2012年3月11日

『映画アバターをこえる衝撃です!!』よく聞くフレーズですが、どうしても使いたくなりました。今月北上尾歯科に最新の歯科用CTが導入されました。その画像の特徴を分かりやすく説明するのにぴったりの言葉です。
通常のレントゲン写真は立体のものを平面に写しだすので、歯や骨の三次元的な位置関係は推測するしかありません。一方、CTは立体のものを三次元でとらえることができ、360度全ての方向から診査、診断することが可能です。以前より医科領域ではCTを一般的に利用してきましたが、それを歯科で使用するには撮影範囲や放射線量などの問題がありました。それらの問題を解決し歯科専用に開発されたものが、今回当医院に導入したCTです。
最近は患者さんからもよくきかれる、X線の被爆線量も非常に低く『関東で二日間、普通に生活していると自然に被爆する放射線量』より少ないくらいです。お子様、妊婦の方でも安心して撮影できるレベルといえます。
なお、現在歯科専用CTを導入している歯科医院は全国でも1%未満です。
かかりつけの歯科がある方でCT撮影のみ希望、という方もお気軽にお問い合わせください。
写真は私、大石の親知らずをCT撮影したものです。昔から歯肉の深くに埋まっており、抜くのが大変なので様子をみてきたのですが、CTをとると親知らずの根っこに太い神経、血管が接していました。自分で抜いてみたいけどなぁ‥