メタルボンドでもこんなにきれい
2008年5月25日
前歯のかぶせものがとれてしまったとのことで、メタルボンドにて修復しました。(表面がセラミック、中が金属でできたかぶせもの)
最近の審美歯科では、オールセラミック(金属を使わないセラミックだけでできたかぶせもの)が主流となってきましたが、決してメタルボンドも悪くありません。
たとえば、一流の歯科医師と一流の歯科技工士がつくるメタルボンドと、研修医と新卒技工士が最高の材料でつくるオールセラミックとを比較したら、間違いなく前者のほうがきれいに仕上がります。
結局大事なことは、さし歯の材料うんぬんよりもどういった過程で誰がつくるのか、ではないでしょうか。
私は幸いにも、大学を卒業してから今日に至るまで、超一流のドクター、技工士の仕事をみてくることができました。
ある超一流の先生は、現在60歳を超えていますが、いまだに歯の模型を削って練習をしておられます。
多くの歯科医師から尊敬され、慕われている今でも、自分はまだまだ三流歯医者、とおっしゃります。
『初心忘れるべからず』 いい言葉です。