ロサンゼルスに海外研修に行ってきました

2024年4月18日

先日デジタルデンティストリーについて学ぶために、アメリカのロサンゼルスに研修に行ってきました。デジタルデンティストリーというのは歯科領域におけるデジタルテクノロジーの応用になります。現在私の医院でも3DCTや口腔内スキャナー(小型のスキャナーで歯の型を採る機械)、CADCAM(ジルコニアや金属をコンピューター制御のマシンで削り出す機械)などを使用しております。

今回はその中でも、現在アメリカで最も販売されている3Dプリンターについて勉強するために行ってきました。3Dプリンターは日本でも一部で使用されていますが、アメリカでは使用範囲が広く、患者さんの歯型をスキャナーで採り、3Dプリンターを使って即日かぶせものやつめものを作る技術ができております。約5日間の研修でしたが研究所の見学や実際に3Dプリンターを使う実習、アメリカのクリニックを複数まわり実際にどのようにプリンターを使用しているのかを見て参りました。

現在日本の歯科医療技術は世界基準でみても決して遜色のないものです。また実際にアメリカのクリニックを見学してみると日本の方が進んでいるものも多々みられました。しかし特にこういったデジタル技術においてはアメリカが一歩先を進んでいるところがあり、今後日本でも使用が広がっていくのではないかと思います。