ジルコニアを用いたオールセラミックブリッジ

2009年3月12日

従来大きなブリッジは強度が必要なため、金属で骨組みを作ったうえで表面にセラッミックをはりつけるメタルボンドブリッジが適用されていました。しかし、より自然で綺麗な歯をつくるためには、金属を一切使わないオールセラミック(全て白い材料のため歯の透明感を再現できる)が有利です。

そこで開発されたのがこのジルコニアオールセラミックです。ジルコニアはロケットの外壁に使われている材料で、非常に強く頑丈な素材です。強度面で不安が残るオールセラッミックの骨組み部分に、このジルコニアを用いることで高い強度を実現しました。

ジルコニアを用いたオールセラッミックは、現在歯科審美の分野で非常に高い注目を浴びています。
北上尾歯科でも最近は多くの症例で使っています。

ジルコニアブリッジを成功させるには、歯科技工士の技術力と歯科医師のとる型どりの精度がかかせません。

写真は前歯6本のジルコニアオールセラミックの骨組み部分です。この骨組みの上にセラミックを盛りつけて最終的な歯を完成させます。