ニュータイプストローマン(ITI)インプラント症例
2011年12月4日
ストローマンインプラントは機能、術式、予後成績などについては文句なく世界トップレベルのインプラントです。しかし審美性(見た目のきれいさ)という点では、他のインプラントに劣るところがありました。その問題をクリアーするために、審美性を重視したボーンレベルインプラントが開発されました。このインプラントは従来のものにくらべ歯肉内深くに埋め込むため、インプラントの金属色が見えることがありません。また、適用可能なかぶせものの素材が増えたため治療の選択は複雑になりましたが、当医院のように技工所を併設したクリニックでは技工士との連携のもと、よりよい素材をつかった歯を作ることができるようになりました。
なお、今回はボーンレベルインプラント、ジルコニアアパットメント、オールセラミッククラウン(E-max)という審美的には最新、最高とおもわれる組み合わせを選択しています。
私はこのニュータイプインプラントの詳細を、一般発表前に特別に招待されたITIスペシャルミーティングで初めて知ったのですが、その品質に感動しオペする日を楽しみに待っていました。実際にオペから完成までの感想もすばらしい!の一言です。最近、前歯のインプラントオペが楽しくてたまりません。