よくある勘違い

2015年12月19日

12月は師が走り回るほど忙しい月だから「師走」と言う、そう思っていました。ところがどうやらそれは間違いみたいで、師走の語源は全く不明なようです。一部では師走という漢字自体があて字だという説もあります。
こういう勘違いってよくありますよね。

「風邪は風邪薬で治る!」これもよくある勘違い。風邪を治す薬はありません。風邪の8〜9割がウィルスによる感染ですが、ウィルス(インフルエンザを除く)に有効な薬はありません。抗生物質は細菌をたおすもので、ウィルスには効果がないんです。もちろん解熱剤を飲めば熱は下がりますし、咳止めを飲めば咳はとまります。しかし、あくまで薬が効いている時だけ。実際の風邪は全く治っていないので、薬が切れると元どおり。むしろ薬を飲むことで免疫力をおさえてしまうため、風邪が治りにくくなることもあります。

さてわれわれ歯科でよくある勘違いはこれ。「むし歯になったら痛くなる!」
もちろん痛みがでるむし歯もありますが、そんなに多くはありません。写真をご覧下さい。歯の側面に大きなむし歯がありますが、患者さんは痛みを感じていませんでした。歯周病で歯がグラグラになってしまったために、抜くことになったのです。このレベルのむし歯でも痛みがでないことは珍しくありません。
当院のデータでは、歯の痛みで一番多いのは「知覚過敏」です。次に「かみ合わせ」や「歯ぎしり」が原因になる痛み。
実際ほとんどの虫歯が無症状に進行し、痛みが出た時にはボロボロだったりします。「痛くなったら歯医者に行けばいい!」とお考えの方は要注意です。

北上尾歯科は年末12月29日の午前中まで、年始は1月4日から診療しております。急にお困りの患者様は遠慮なくご連絡ください。

 

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